【超初心者向け】格安SIMの仕組み解説。私が大手キャリアからmineoに乗り換えた全記録

「格安SIMって言葉はよく聞くけど、何がどうなってるのかサッパリ…」
「今の電話番号が変わるのは嫌だし、手続きもすごく面倒くさそう…」

7年半前の私たち夫婦が、まさにそうでした!

こた

こんにちは!
mineoを使い続けて7年半!4人家族のパパ こた です!

この記事では、あなたと全く同じ不安を抱えながら、妻と二人で、電話番号もそのままにauからmineoへ乗り換えた(ナンバーポータビリティを使いました)、その全ての記録を日記のような形でお見せします。

今でこそ7年以上mineoを使い続けている私。でも、乗り換えを決意した当初はあなたと全く同じでした。

電話番号が変わったらどうしよう?
設定を間違えて、スマホが使えなくなったら…?
なにより面倒臭い(笑)

そんな不安と面倒臭さいっぱいで、何週間も先延ばしにしていたのを昨日のことのように覚えています。

でも、家族の将来のために、私は重い腰を上げました。そして、実際にやってみた結果、気づいたんです。

「なんだ、正しい手順さえ知っていれば、意外と怖くないし、あっさり終わるじゃないか!」と。

この記事では、そんな過去の私が喉から手が出るほど欲しかった、「auからmineoへの乗り換えの全記録」を、日記を読み返すような感覚で、一つひとつ丁寧に解説します。

難しい専門用語は使いません。この記事を読み終える頃には、あなたは「格安SIMの簡単な仕組み」を理解し、「自分でもできそうだ!」という確かな自信を手に入れているはずです。

この記事でわかること
  • 格安SIMがなぜ安いのか、その簡単な仕組み
  • 大手キャリアからmineoへ、電話番号もそのままに乗り換える具体的な全手順
  • 「自分にもできそう!」という自信がつき、乗り換えへの不安がなくなること

【知識編】そもそも格安SIMって、なぜ安いの?怪しくないの?

「格安SIMって、安いからには何か裏があるんじゃないの?」

そう思いますよね。安かろう悪かろうに違いない・・・私も最初はそうでした。

でも、仕組みはとってもシンプルなんです。

格安SIMを道路で例えてみる

  • 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)
    大手キャリアは自分たちで日本中に高速道路(アンテナ基地局)を作って、管理しています。莫大な費用がかかるので、通行料(月額料金)はどうしても高くなります。
  • 格安SIM(mineo、IIJmioなど)
    その大手キャリアが作った高速道路のレーンを一部だけ借りて、私たちにサービスを提供しています。道路を作る費用がかからないので、通行料(月額料金)をグッと安くできるのです。

つまり、mineoで使っている電波は、元をたどれば大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と全く同じもの
だから、大手キャリアがつながる場所なら、基本的にmineoもちゃんと繋がるんです。

こた

品質は安心、でも料金は安い。これが格安SIMの正体です。

別の例え:デパートとスーパーマーケットの違い

もう一つ、お店で例えてみましょう。

  • 大手キャリアは「デパート」
    駅前の一等地に豪華な店舗を構え、たくさんの店員さんが手取り足取り、丁寧すぎるくらいに接客してくれます。この豪華な店舗や、たくさんの人件費も、もちろん月額料金に含まれています。
  • 格安SIMは「地域で人気のスーパーマーケット」
    店舗は最小限で、華美な装飾もありません。その分、良い品(=安定した電波)を、圧倒的な低価格で提供することに全力を注いでいます。

つまり、サービスの「品質」を削っているのではなく、「過剰なサービス」や「固定費」を削ることで、安さを実現しているんですね。

でも、安すぎて怪しくない?本当に信頼できるの?

「理屈は分かったけど、やっぱり聞いたことのない会社だと不安…」
そんな不安を持つ人も多いですよね。

でも、安心してください。格安SIMは、誰でも勝手に始められるわけではありません。

  1. 国の「総務省」がしっかり管理しています 格安SIMのサービスを提供するには、必ず国の機関である「総務省」への届け出が必要です。つまり、私たちが名前を聞くような格安SIMは、すべて国から認可を受けた、れっきとした通信事業者なのです。
  2. 運営しているのは、実は「超」がつく大企業
    > これが一番の安心材料かもしれません。例えば、私が7年半使っているmineoの運営会社は、関西電力のグループ会社です。他にも、IIJmioはインターネット業界の草分け的な大企業、J:COMモバイルはケーブルテレビで有名なJ:COMが運営しています。
    >
    > 「怪しいベンチャー企業」どころか、社会的な信頼度が非常に高い大企業が運営しているケースがほとんどなので、サービスが突然なくなったり、騙されたりする心配はまずありません。

このように、格安SIMは「怪しい」どころか、「賢い節約術」として国も後押ししている、非常に信頼性の高いサービスなのです。

【実践編】auからmineoへ!夫婦で乗り換えた7ステップ全記録

では、ここからは私たちが実際に、夫婦二人分のスマホをauからmineoへ乗り換えた手順をご紹介します。
「へぇ、意外とこれだけなんだ」と感じていただければ嬉しいです。

ステップ1:準備するもの(3つだけ!)

まず、手元に以下の3つを準備しました。これだけでOKです。

  1. クレジットカード(月額料金の支払い用)
  2. 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
  3. 今使っているスマホ(私たちの場合はiPhoneでした)

ステップ2:スマホがmineoで使えるか確認

私たちはiPhoneをそのまま使いたかったので、mineo公式サイトの「動作確認端末一覧」を見て、自分たちの機種が問題なく使えることを確認しました。
(※この作業は5分で終わりました!)

ステップ3:auで「MNP予約番号」を取得する

これが最初の関門に感じるかもしれませんね。
MNP予約番号とは、「今の電話番号を、そのまま引っ越しさせるための整理券」のようなものです。

「auに電話して、引き止められたらどうしよう…」とドキドキしましたが、全くそんな必要はありませんでした。
Webサイトの「My au」から、ポチポチっと5分ほどで簡単に発行できたのです。お店に行く必要も、誰かと話す必要もありませんでした。
(※この整理券には15日間の有効期限があるのでご注意を!)

ステップ4:mineo公式サイトで申し込む

いよいよ申し込みです!
公式サイトの指示通りに、

  • プラン(私たちはau回線が使えるAプランを選びました)
  • ギガ数
  • 個人情報
  • 先ほど取得した「MNP予約番号」

などを入力していきました。妻と二人分の作業でしたが、合計30分くらいで完了。思ったよりずっと簡単でした。

ステップ5:SIMカードが届くのを待つ

申し込みから3日後、自宅のポストにmineoから小さな封筒が届きました。いよいよだと、少しワクワクしたのを覚えています。

ステップ6:MNP転入切替&SIMカードの入れ替え

ここがクライマックスです!
封筒に入っていた説明書通りに、mineoのマイページにログインし、「MNP転入切替」というボタンをクリック。

このボタンを押すまではauの電波が使えて、押してから約30分後に、スマホの表示が「圏外」に。これが「auとの契約が終わり、mineoに切り替わりますよ」という合図です。

そこで、スマホの電源を切り、SIMピンで古いauのSIMカードを取り出し、新しいmineoのSIMカードを差し込みました。

ステップ7:APN設定をする(最後のひと手間!)

最後に、スマホに「これからはmineoの電波を使ってね」と教えてあげるための「APN設定」という作業をします。

難しそうに聞こえますが、iPhoneの場合は本当に簡単。
Wi-Fiに繋いで、公式サイトから「構成プロファイル」というファイルをダウンロードし、「インストール」をタップするだけ。
この作業は、たったの1分で完了しました。

スマホを再起動すると、無事にアンテナが立ち、通話もネットもできるようになっていました!

まとめ:不安でしたか?それとも、できそうだと思いましたか?

どうでしたでしょうか。
「手続きが面倒くさそう…」というイメージが、少しは「意外と自分でもできそう!」に変わりましたか?

確かに、お店で全部やってもらうのに比べれば、少しだけ手間はかかります。
でも、この合計1時間ほどの作業で、我が家の通信費は劇的に安くなり、その後の7年半、ずっとその恩恵を受け続けています。

大丈夫です。7年半前の、ITにそれほど詳しくなかった私たちが夫婦でできたのですから、あなたにも必ずできます。

このブログでは、具体的な料金プランや、もっと詳しいメリット・デメリットも解説していますので、ぜひそちらもご覧になって、あなたの大きな一歩に繋げてくださいね。

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